Quantum Information Science I メモ その5 量子ゲート
Bloch sphere上での回転等 = 量子ゲート(量子計算における基本計算)になる。
Pauli matrices パウリ行列
Bloch sphere上で、
: x軸を中心に180度回転
: y軸を中心に180度回転
: z軸を中心に180度回転
特性
順番を変えるとマイナスつく
H (おそらくHadamard transform)
: 原点からへの直線を軸に回転
例:
と を相互に変換
と を相互に変換
S
T
Pauli matrixを使って、だけ回転するには
ブロッホ球上で、 x軸を中心に回転させるのは、 y軸を中心に回転させるのは、 z軸を中心に回転させるのは、
ここで、パウリ行列
global phase(係数?)は無視できるので
行列Xを指数のところに持ってくると、結果は行列になって、底はそのままで、指数部分にXを除いたものが来るのかぁ。と思ったが違った。先生、素人相手に端折りすぎだぜ。(元々、MITの学生さん相手だから大丈夫なのか。。) 理解した内容は、ここに書く
z軸を中心に回転する方法が分かったので、
例として、 をz軸を中心に回転 (以下の図で、回転して青を赤に)
を別の形で表す
- 対角化する。
- テイラー展開する
対角化(Diagonalize)すると、
としてから
Undiagonalizeする っとのことですが、このUを出さないといけないが、そこはわかりませんでした。「この先は自明じゃ」。ということかもしれないが、私には自明ではない。。でも、もう一つ分かればよしとして、対角化の方は深追いしない。
行列の指数計算
最初は、なんと直感的でない定義だ。と思ったけど、以下のテイラー級数で表現したexからきてるのか
ここで、Xが対角化されていると例えば、2by2の行列でいうと
なので、
となることから、対角化して...という話が出ていたのかと納得
テイラー展開する
すでに、行列のべき乗の定義の時点でテイラー展開が出てきているが、定義に基づいてテイラー展開した計算をしているよう
で、
A2 = I だと、
これを使うと
x軸周りの回転
同様に、